以前に破綻し閉鎖となっていたポーランド北西部Szczecinに位置するSkolwin Paper International社の工場で、再び操業が再開されていることが分かった。同国のティッシュ、コンテナーボード・メーカーであるApis社が同工場を2011年に購入、先週末の時点で稼働開始工程に入ったと公表したもの。デンマークのNorhavenグループが以前の所有者であったが、2008年9月倒産していた。同工場は既に2007年11月には生産を取りやめており、2008年2月に閉鎖していた。また、Skolwin工場は、その全盛期には1号機で新聞用紙年産5万8千トン、3号機でクラフト紙年産1万トンを生産していた。Apis社は当初1号機だけを購入し同社の工場へ移設する計画であったが、その計画を改め、閉鎖工場全体を購入する方向へ切り替えたとしている。なお、3号機は廃棄される予定。
4月14日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ