2015年4月、ポーランドを本拠とする製紙機械メーカーPMP社は、アイルランドを本拠とするSmurfit Kappa社のフランスSaillat工場4号機ウェット・パート改修する業者として任命を受けた。2016年1月8日午後7時に同工場の4号機は無事稼働に入ったとしている。また、その1時間半後には既に商業生産に移った。今回の改修プロジェクトの最終目的は、紙質向上に加え同ラインの生産能力強化であった。PMP社が搬入した領域は4部分あり、油圧ヘッドボックス、圧力波動減衰器、温度調節システム、ワイヤーの再建となっていた。新たな油圧ヘッドボックスは、米坪の調節、紙間構造の均一化などに飛躍的な向上をもたらすものであるとしている。
4月20日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ