EURO-GRAPHが発表した最新の統計によれば、3月欧州の新聞用紙・塗工/非塗工中質紙などの出荷量は前年同月比で依然として軒並み下回ったものの、SC紙出荷量が回復をみせている。新聞用紙の出荷量は701,000トンで、前年同月比4.4%減少、そのうち域外輸出向けも同8.3%減の143,000トンであったが、域内向けでも同3.4%数字を落として558,000トンであった。一方、SC紙では同0.3%わずかに数字を伸ばし336,000トン、そのうち欧州域内での出荷量では同1.0%増の282,000トンだったが、欧州域外輸出向けでは同3.1%減の54,000トンとなった。また、塗工中質紙では合計528,000トンで前年同月比7.9%減、そのうち域外輸出向けは同7.9%減の113,000トン、欧州域内向けでも同7.9%減で415,000トンに終わった。
5月25日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ