スイスCPH社の製紙部門が、同社Perlen工場に於いて生産する紙1トン当たりの温室効果ガス排出を2011年の二酸化炭素換算200キロから昨年114キロまで大幅な削減に成功したことが分かった。近隣のRenergia廃棄物処理場から熱源を調達するとともに化石燃料を代用するなど目標としていた方策を実行することで、約50%削減に到達したもの。この結果、同社製紙部門が操業する同工場では、EU27ヶ国のトップ10%の工場が基盤となって創設されたEU Emissions Trading Systemの基準を大きく下回るガス直接排出となっている。
6月22日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ