ベラルーシのDobrush社が計画している100%バージン・パルプ使用で年産20万トンの生産能力を有する新たな板紙ラインの年内の立ち上げが厳しい状況となったことが、同社工場を管理する製紙会社Bellesbumprom社の公表によって分かった。機械設備等の設置作業の大部分は完了しているものの、政府当局からの承認取得に関する専門的な問題が、同ラインの稼働に遅延をもたらしているとしている。結果的に、同ラインの立ち上げは来年以降に持ち越さざるを得ず、現状では稼働時期について具体的な状況詳細の提供は難しいとしている。同工場での新設作業は、既に2013年7月に開始しており、当初は2016年上半期には完了する見込みであった。
6月23日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ