フィンランドを本拠とするValmet社が、ロシアに属するKarelia共和国に位置するSegezha社の紙パルプ工場の自動化・環境システムへ供給する為の新たなバイオマス・ボイラー・プラントを建設することが分かった。同ボイラーは、工場生産工程へ供給する蒸気を生成させるもので、同工場が使用する重油消費量削減且つ排出ガスや環境影響の低減に向けて、燃料として木質残留物やヘドロなどの原料使用を可能とするものである。Valmet社からのプラント引き渡し時期は2017年を見込んでいる。なお今回の取引総額は公表されていない。
7月5日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ