スウェーデンを本拠とするDuni社は、主に紙ナプキンに代表される使い捨て紙製品の加工業者であり輸出者でもあるタイ大手のTerinex Siam Co.Ltd社の株式60%を取得する契約書に署名をしたことが分かった。タイを本拠とするTerinex Siam社は特に東南アジアでの専門分野内に特殊化させて事業を行なってきた。買収作業は8月中旬には完了する見込みとしている。Terinex社は、従業員約100人を擁し、タイの首都バンコクに近接する地にあって、同国内に加えシンガポール、オーストラリアを含む東南アジアを中心的な市場としている。同社の提供する商品は、紙ナプキンの他にアルミホイルや紙コースターなど使い捨てパッケージ製品が中心となっている。Duni社は、49%の株式を直接買い付けで、残り11%を同国のジョイントベンチャー企業経由で間接的に買い付けるとしている。
7月6日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ