ブラジル森林産業協会が発表した最新の統計によると、同国1月~6月の紙輸出量累計は前年同期比7.2%増で、約100万トンに到達したことが分かった。包装用紙の輸出量は同9.1%増の372,000トン、印刷・筆記用紙はほぼ横這いの460,000トン、板紙は同2.4%増の87,000トンとなった。一方、同時期の紙輸出取引金額をみると、前年同期比4.9%減の9億4千4百万米ドル、輸入取引金額も同35.9%大きく数字を落とし3億5千2百万米ドルとなっている。同国からの輸出仕向先別では、中南米向けが最多の5億3千9百万米ドル、ヨーロッパ向けが1億2千2百万米ドル、北米向けが1億3百万米ドル、アジア/オセアニア向けが7千6百万米ドル、アフリカ向けが5千6百万米ドル、中国向けは4千8百万米ドルとなった。
8月2日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ