広東省の南雄に位置するZhuji Paper社が、ティッシュ年産2万5千トンの新ラインでテスト稼働を開始したことが分かった。Andritz社製の新ラインは既に先月より稼働を始めており、今回の注文には在庫保管スペース、全自動化、駆動部分もすべて含んでいた。抄き幅は2,850㎜、設計スピードは分速1,600mとしている。同ラインは当初2015年末に稼働を計画していたものの、同社は遅延に関してコメントを出していない。同工場の既存生産能力は、竹パルプ年産6万5千トン、非塗工印刷・筆記用紙年産3万5千トンであった。新たなティッシュ・ラインへは竹パルプの設備から原料が送り込まれる仕組みとなっている。
8月2日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ