フィンランドでの昨今の森林関連産業に於ける様々な投資行為は、今年上半期の板紙・パルプ生産量を引き上げる結果となっていることが分かった。1月~6月の同国板紙生産量累計は前年同期比6.6%増、パルプ生産量も同4.2%増と好調に推移している。また針葉樹製材品の同期間の生産量をみても、同様に約5%内外の増加となっており、その生産量累計は580万立米に到達したとしている。同国森林関連産業が上半期に生産した板紙は累計約160万トン、パルプは約370万トンであった。一方で、紙生産量は引き続き縮小傾向で、同期間の生産量は累計約340万トン、前年同期比6.7%の減少となった。
8月15日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ