イタリアで8月24日発生したマグニチュード6.2の地震は、同国Amatrice、Accumoli、Pescara del Trontoなどの地域で被害を及ぼし、少なくとも268人が死亡、多数の負傷者が出たが、同国の紙パルプ工場への被害は避けられた模様であるとしている。同国の紙・板紙・パルプの同業者連盟Assocartaによると、現時点で損害を被った工場はないとしている。RISIの保有するデータベースによれば、震源から最も近い地域には、Cartiere di Trevi社の工場、Nuova Cartiera Sordini社のFoligno工場、Pro-Gest社のTolentino工場、Fedrigoni社のPioraco工場があるが、現在までのところいずれの工場からも被害の報告は入っていない。
8月26日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ