中国Yusen Paper社が、同国河北省保定市の同社本社工場に於いて、このほどティッシュ年産1万3千トンの新ラインを稼働させたことが分かった。同ラインでの最初の製品は、8月20日に生産されたとしている。同国の協力会社である機械メーカーWeifang Hicredit Machineryから供給されたラインで、Yusen社の2号機となっている。2015年9月に同ライン発注と同時に同仕様1機の契約も取り交わしており、そのライン3号機も10月末までには試運転に入る予定であるとしている。同省保定市に位置する市轄区である満城区に於いて、同社は多数存在する小規模ティッシュ・メーカーのひとつであるものの、競争力を強化する為、更なる増産体制に挑む計画で、より厳格化されつつある環境基準への適合にも取り組むとしている。
9月2日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ