最新の米国雇用統計によれば、8月の非農業部門就業者数が15万1千人増加したが、全体の失業率は前月から変化なく4.9%で推移した。雇用が上向いた職種は、各産業の専門的な事業サービス部門などで目立った。全体では8月の失業率は前月から変わらず4.9%、失業者数の合計も横這いの780万人で、3ヶ月連続して4.9%に止まっている。労働者層別でも、8月の成人男性の失業率は4.5%、成人女性の失業率も4.5%、白人は4.4%、黒人は8.1%、10代の若年層は15.7%、ヒスパニック系は5.6%、アジア系労働者の失業率は4.2%と大きな変化は見られない状況。一方、長期にわたって(27週以上)の失業者数は前月と同様の約200万人で、8月の失業者全体の26.1%を占めた。
9月2日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ