ドイツのPapierfabrik Schoellershammer社は、同国Durenに位置する同社工場で6号機となる新たな再生コンテナーボード・ライン建設を計画通り進めている。同社関係者が今週語ったところによると、年産25万トンの生産能力を有する新ラインは2016年12月に当初の予定通り稼働開始となる見込みであるとしている。同社代弁者によれば、現状、9月末までには完成予定の機械装置部分の最終工程に入っているとしている。ただし、販売可能な製品の生産は1月以前には難しいと見込んでいると付け加えている。同ラインはVoith社製で抄き幅6,300㎜、テストライナーおよび中芯、米坪範囲80~120gを生産する計画で、当面は新製品のほとんどをヨーロッパ市場向けとする意向。
9月6日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ