チリ森林協会が発表した最新の統計によれば、同国2016年上半期の紙パルプ輸出量合計は、前年同期比5.4%増加して約250万トンとなったことが分かった。そのうち、パルプ輸出量は同6.6%増の約227万トン、紙の輸出量は同3.9%減少して249,739トンとなった。パルプについては、晒ラジアタ・パイン材が全体の輸出量のうち約100万トンを占めており、前年の上半期から8.4%の伸びをみせた。また晒ユーカリパルプも同8.1%増で約100万トンとなったが、一方、未晒ラジアタ・パインは同6.6%減少して224,170トンであった。同国パルプ輸出取引額でみると、この上半期は世界的にパルプ価格が軟化したこともあり前年上半期から3.6%減少して約12億米ドルとなった。
9月6日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ