ロシアのSegezha社の大規模投資プログラムが、同国Kareliaに位置する同社紙パルプ工場に於いて開始されることが分かった。同社は、プロジェクト第1段階を進めるにあたって、9月23日より同工場を15日間休転措置とする予定。同社関係者によれば、今回の改良工事には同工場のパルプ・ラインと蒸解ユニットの近代化が含まれているとしており、更には同期間中に9号機、10号機の製紙ラインと発電所およびインフラの定期保守点検整備も実施するとしている。また、今回の休転によって、製品の配送には影響しない。生産の再開は10月8日を見込んでいるが、その後Andritz社が引き続き2017年6月までに蒸解プラントの生産能力向上に向けて作業を進めるとしている。パルプ・ライン改良後は、生産能力が28%引き上がり現在の日産900トンから1,150トンとなる。
9月22日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ