9月27日、ブラジルのFibria社は、同国中西部のTres Lagoasに位置する同社工場に現在建設中である年産195万トンの巨大晒ユーカリパルプ・ラインの節目を祝った。同社CEOを始めとし、建設にあたっているAndritz社経営陣の出席のもと、今回ライン建設の最も重要な基幹部分となっている重量約200トンのボイラー・ドラム組み立てを完了したことで、Fibria社が同工場に於いて記念式典を開催したもの。同社CEOは、Fibria社史の中でも大きな足跡となる建設プロジェクトを任命したAndritz社は懸命に作業に取り組んでくれている、と語り、更に現在の生産能力である年産約530万トンから約720万トンへの増産体制によって、同社は競合他社に追随を許さぬ立場に成長、市場へ好ましい影響を与えるであろうとした。
10月4日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ