中国の理文造紙(Lee & Man Paper Manufacturing)は、同国南西部に位置する同社重慶工場に於いて、ティッシュ年産6万トンの生産能力を有する2機のラインを稼働開始させ、同工場全体のティッシュ生産能力は年産27万トンに達した。5号機と6号機となる同2ラインは先月操業をスタートした。いずれもValmet社製で、抄き幅は5,600㎜、設計スピードは分速2,000m。同社関係者によれば、同工場には同様の新ティッシュ・ライン2機が現在建設中で、今年末には稼働を予定しているとしている。4機のラインではいずれも、トイレット紙、フェイシャル・ティッシュ等をバージンパルプと晒竹パルプを混合原料として生産する。重慶工場は現在同社では唯一のティッシュ工場である。
10月17日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ