カナダのAlberta-Pacific社(Alpac社)とCatalyst社が最近定期保守点検の為に休転を実施したことで、9月から10月の期間、北部LBKPが合計で2万9千トン減産という結果になった。Alpac社は、単一ラインでの市販パルプメーカーとしては北米最大で、同国アルバータ州Boyleの北部LBKP、北部NBKP合計年産65万トンの生産能力を有する同社工場を9月下旬に保守点検整備で休転としていた。この生産能力から類推して、今回の休転で当該2品種合計約2万5千トンが減産されたことになる。一方、Cataryst社は同様に米国メイン州に位置するRumford工場に於いて、10月約2週間にわたって休転を実施、市販LBKP年産10万3千トンのうち約4千トンが減産となった模様。
11月2日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ