米国でのe-commerce(電子商取引)向けパッケージ需要の伸びは、継続してオンライン小売販売が堅調な上昇推移を示しており、結果的に製品配送用のカートン使用機会を促進することで、今後2020年までの期間に毎年10%以上の増加が予測され、年間11億米ドルの市場規模に到達するであろうと、米国の産業調査会社であるThe Freedom Groupが公表した。2015年の時点では、e-commerce向けパッケージ需要の中で、カートンが占める割合は約28%に過ぎなかった。市場アナリストによると、インターネットで簡単且つ迅速に買い物ができることにより、小売販売全体の中でオンライン・ショッピングの占める率が年々高まり、今後拡大しつつあるカートン需要を更にあおることになるであろうとしている。
12月7日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ