11年以上にわたって操業を止めていたケニアのPanAfrican Paper社の工場が、同社社長の管理のもと生命を蘇らせたことで、今日同国Webuyeの町は大いに喜びと祝い気分にあふれた。この地域にとっては経済の生命線であった同工場は、同社長が指揮を執って民営化し、工場再生にたどり着いたこれまで長く閉鎖が続いていたが、やっと地域に利益を落とす先行きが見えてきたとしている。しかしながら、今回の再建構想は当初から政府が関与する開発プロジェクトに対しことごとく反論を唱える抵抗勢力によって、妨害を受けていたもの。Rai Paper社という新社名のもと稼働再開という第一段階に漕ぎ着けた同社は、既に500人の従業員を雇用したが、フル稼働になれば2,000人以上を雇う見込みとしている。
12月15日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ