ボスニアの重袋用クラフト、コンテナーボード・メーカーであるNarton Hayat社のMaglaj工場では、今年7月に発生した爆発事故からの復旧に遅れが出ており、同工場での生産は依然再開できていないことが分かった。同社経営陣がRISIに語ったところによると、交換すべきいくつかのパーツ到着に遅延があり、4号機での重袋用クラフト紙生産の再開は、来年の2月末か3月の頭までずれ込む模様であるとしている。当初、4号機の稼働再開は1月中旬を見込んでいた。今年7月26日朝に同工場の回収ボイラーが爆発に見舞われていた。同工場では、現在3号機でのMG紙生産と1号機でのパッケージ紙生産のみが行われている。同工場では、クラフト紙とコンテナーボードを3つのラインで年間合計約155,500トン生産していた。
12月21日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ