紙パルプ製品評議会が公表した最新の統計によれば、2016年1月~11月北米市場全体の新聞用紙需要は前年同期比6.0%減にとどまったものの、カナダ市場での需要減が同10%近くを示したことで、米国市場での同5.2%減に重くのしかかった形となったとしている。同時期の出荷量合計では同7.7%減少、輸入量でも同11.8%減と勢いを失っている。11月の新聞用紙工場の稼働率は91%を示しており、前年同月より5%ポイント減少したが、2016年の平均とほぼ同等となった。また11月末の北米の新聞用紙メーカー在庫の合計は前年同月末から13.9%増の23万トンとなった。
12月21日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ