ルーマニアの公正取引委員会が、段ボール原紙およびティッシュのメーカーである同国Vrancart社による競合ティッシュ・メーカーRom Paper社の買収に対し、このほど正式に承認を与えたことが分かった。判決告知の中で、同委員会は買収を取り巻く状況を検討した結果、今回の買収取引によって同国市場に於いて競走上に顕著な障害をきたす、或いはそれに類する懸念もないことから、買収により市場に於いて支配力をことさら強固にするものではないと断定した。この買収については、2016年8月に既に公表しており、取引はVrancart社の投資プロジェクトの一環であるとしていた。Rom Paper社は2002年に創立され、独立系加工業として国内でも主導的なメーカーである。
1月12日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ