中国を本拠とする太陽紙業(Sun Paper)が、ラオス南部の州Savannakhetに位置するMuang Phin新工場向けの主要設備導入に関して、このほどValmet社と契約を取り交わしたことが分かった。溶解パルプ(DP)年産25万トンの新ラインは、2018年第2四半期に稼働開始とする計画としている。フィンランドの機械メーカーValmet社によれば、購入総額は2千万ユーロとしている。太陽紙業関係者によると、ラオスに工場を建設すれば中国向けにDPを高収益で供給できる為、絶好の立地となるとしており、中国でクラフト・パルプを生産することを考えれば、ラオスからのDP輸出の方が大いにメリットがあるとしている。
1月13日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ