中国江蘇省のShangshan Paper社が、同省宿遷市に位置する同社新工場に於いて、再生コンテナーボード年産20万トンの生産能力を有する新ラインを、このほど稼働開始させたことが分かった。国産メーカーであるChina Paper Machinery Corporationが供給した新ラインは、抄き幅4,800㎜、設計スピードは分速600mで、米坪範囲100~170gの高強度段ボール中芯を生産することになる。最初の板紙シートは12月24日に採取された。今回新たに導入されたこの板紙20万トン・ラインは、同社が再生コンテナーボード分野へ参入するプロジェクトの中の第一段階で、投資総額15億人民元の一部が充当されるとしている。この後に見込まれる第二段階、第三段階には、同工場に同品種年産15万トン・ラインと30万トンの板紙ラインを導入を計画しているが、スケジュールについては開示されていない。
1月18日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ