ポリプロピレン製重袋用袋や同様の製品分野では世界最大のメーカーであると主張しているメキシコを本拠とするGrupo Industrial Ortiz社は、食品用紙器や使い捨てテーブル・ウエアなどの分野への多角化を図っており、同社史上初めて国外への投資を検討していることが分かった。同族経営である同グループは昨年10月、メキシコ中央部のMorelia市に3つのパッケージ製品工場を開設したが、同社CEOによると、それとは別にメキシコ・シティと同国北部の工場に総額6千4百万米ドルを投資する予定で、いずれも2017年第4四半期までには稼働させる見込み。また、同社は2018年には、インドとミャンマーにテーブル・ウエア製造拠点を開設する計画があるとしている。
1月18日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ