米国森林紙製品協議会が発表した最新の統計によると、同国の国内工場が消費した2016年12月の古紙は、前月に比べ4.4%増加したことが分かった。これは同8.1%増加したOCC(old corrugated container)による牽引が大きかったとしている。2016年末のOCC工場在庫は、2015年末の在庫実績494,500トンから24.1%大きく減少して375,100トンとなった。OCCの2016年消費量累計が前年比0.3%増加して約2千1百25万トンとなったことで、同年末在庫量にも減少がみられた。12月単月で、OCC消費量は前月比8.1%増加したものの、その他の主要品種である雑古紙、新聞古紙、高級紙、パルプ代用品などは連続的に減少している。
1月23日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ