最新の米国雇用統計によれば、1月の非農業部門就業者数が22万7千人増加したが、全体の失業率は前月からわずかに増加して4.8%で推移した。雇用が上向いた職種は、小売業、建設業界、金融活動などで目立った。全体では1月の失業率は前月から微増の4.8%、失業者数の合計は前月から微増の760万人であった。労働者層別でも、1月の成人男性の失業率は4.4%、成人女性の失業率も4.4%、白人は4.3%、黒人は7.7%、10代の若年層は15.0%、ヒスパニック系は5.9%、アジア系労働者の失業率は3.7%と、どの層もほぼ失業率が横這いかわずかに上昇している。また長期にわたって(27週間以上)の失業者数は前月からやや増加の約190万人で、1月の失業者全体の24.4%を占めたが、この12ヶ月で長期失業者の数は244,000人減少した。
2月3日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ