インドネシアを本拠とするAPP社は、同社が新たに立ち上げたOKIパルプ工場に所有する2機のうち最初の2号機が操業を開始し、既に生産能力の75%まで到達、またパルプの品質面でも一貫して期待通りに生産できていると、このほど公表したことが分かった。APP中国関係者によれば、インドネシア南スマトラに位置するOKI工場は、更なる品質テストの為、中国の同社姉妹工場へパルプ納入に向け、今月中国の複数の港に製品を到着させたとしている。更に、2017年は、同工場は主に姉妹工場にパルプを供給するという点を再度強調し、今後その他の市場に向けてアカシアの品質が最適化され、将来的には世界の製紙業界向けに同社が大量生産をしていくとする方向性に沿ったものであると付け加えている。
3月30日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ