米国森林紙製品協会が公表した最新の統計によると、同国1月~2月の紙・板紙生産量累計は前年同期比1.1%減となったことが分かった。この2ヶ月間の生産量合計は約1千2百76万トンで、昨年の同じ時期の合計より14万6千トン減少したもの。紙の生産量では、前年同期比3.8%減で、板紙は同0.4%増加したとしている。複数の工場閉鎖によって、1月~2月の工場稼働率は93.3%となったが前年の同時期の91.7%より上向いたことが分かった。2月の板紙生産量は前年同月から変化なく約390万トンで、紙・板紙生産量の合計では、前年同月比2.1%減の約610万トンであった。2月は2品種が好調に推移しており、ひとつはライナーで同2%増の203万トン、もうひとつは液体用紙器・食品サービス向け板紙が同9.4%増の256,000トンとなった。2月、前年同月比で横這い推移となったのがティッシュで、生産量は59万1千トン。
4月7日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ