中国の複数の大手塗工アイボリー・メーカーは、価格下落を防ぐ為の明確な試みとして、今月実施を予定している休転計画を延長し、市場供給量を合計で約17万7千トン分絞る目論見であることが分かった。APP中国は、5月14日より同社4工場の5つの板紙ラインを交互に1週間ずつ休転すると先週金曜日に公表した。4月にはShandong Bohui Paper社は山東省Zibo市に位置する同社旗艦工場で5月1日~7日で1機を停機として、3万5千トンを削減すると公表していた。また、Sun Paper Cartonboard社は、5月後半に山東省Yanzhou工場で3機を交互に停機として、合計2万4千トンを削減の予定。Shandong Chenming Paper社でも、広東省の2工場、江西省の1工場でそれぞれ1機ずつを交互に停機として、合計4万1千トンを削減する計画となっている。
5月18日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ