ポルトガル中央部Coimbra特別区Lousaを本拠とするティッシュ加工専業のTrevipapel社が、製紙分野にも参入してきたことが分かった。Trevipapel社の子会社であるPaper Prime社が、このほど同国東部Vila Velha de Rodaoに於いて、Toscotec社製のティッシュ・ライン1号機で生産をスタートさせたとしている。Toscotec社によると、Paper Prime社のティッシュ・ライン1号機となる供給範囲は、乾燥バージン・パルプ原料調製設備やライン本体、直径16フィートのスチール・ヤンキー・ドライヤー等々一式すべてが含まれているとしている。発注があった折に、Toscotec社は取引総額は約3千5百万ユーロとしていた。同ラインは、抄き幅2,750㎜、運転スピードは分速2,000m、生産能力は年産3万8千トン。
5月24日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ