南アフリカのMpact社が、同社の飲料紙器リサイクル工場であるSprings Paper工場へ4千6百万ランドを投資することが分かった。この投資は、Mpactグループの様々なリサイクル活動の一環として、すべての同社工場で利用可能な材料を増やしていくものであるとしている。Mpact Recyclingの役員によれば、これまでは、ジュースや牛乳のカートン、ポリラミのコップ、耐水性の袋などは紙単体の素材でない為、リサイクルが出来なかったとしている。液体用パッケージの構成はほぼ75%が耐水性を付加する紙であるが、製品は水密バリアとして機能する低密度ポリエチレン(プラスチック)で裏打ちされたり、 光、風味、および酸素に対する障壁として働くアルミニウム箔の内張りであったり、内容物が防腐剤または冷凍なしで数ヶ月持続することを可能にする為、印刷面を改善するためのカオリンクレーによるコーティングを施している。今回の投資は、これらのリサイクルを可能とするものである。
7月19日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ