米国の最新の産業統計によると、7月の米国製造業部門はその経済活動が復活して以降11ヶ月連続で拡大となったが、産業界全体でみると98ヶ月連続で成長を維持している。米国7月のPMI指数は56.3%で前月の57.8%からは1.5%ポイント減となったが、依然製造業は好調な数字を維持している。また、7月の製造業新規受注指数は前月の63.5%から3.1%ポイント減の60.4%、一方、製造業生産指数も62.4%だった前月より1.8%ポイント下げて60.6%となった。また製造業雇用指数は前月の57.2%から2.0%ポイント減って55.2%となった。原材料在庫指数は前月の49.0%から1.0%ポイント増の50.0%、物価指数は前月の55.0%から7.0%ポイント上げて62.0%となった。米国製造業部門の経済活動はそれぞれの分野で指数が上下したものの、各分野ともに拡大を示す50%以上の好調な傾向にある。
8月1日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ