オーストリアのHeinzelグループが、同国Laakirchen工場のSC紙生産用10号機を既に休転とし、このラインを再生コンテナーボード年産45万トン生産用に転換することが分かった。同グループ広報担当者によると、改造工事はこの月曜朝から開始しており、10月の半ばには生まれ変わったラインを新たに立ち上げる予定としている。更に、最高品質の紙が遅くとも10月末までには市場へ供給可能となろうと付け加えている。同グループがかねて表明していたのは、同ラインに於いて米坪範囲70g~135gの軽量および超軽量の板紙の生産を目指していること、ヨーロッパの独立系カートン・メーカーや総合メーカーへ販売する意向であることを示していた。
8月7日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ