最新の産業統計によれば、米国の8月カートン出荷量は上昇傾向で前年同月比2.2%増、コンテナーボード在庫量は前月から28,000トンの減少推移となった。同国ファイバー・ボックス協会の伝えるところによると、8月の同国カートン出荷量は前年同月比実質2.2%増の346億4千2百万平方フィートで、8月は稼働日が前年同月と同じであった。1月~8月カートン出荷量累計でも前年同期比2.7%増となり、稼働日が1日多かった前年同期を換算すれば週平均3.3%増となっている。一方、コンテナーボードのメーカーなど在庫量は前月から28,000トン減の239万3千トンとなったが、過去10年間の8月平均在庫量より約5千トン増加している。また、8月の米国コンテナーボード・メーカーの設備稼働率は、7月の97.9%や1月~8月の平均97.1%から当月96.9%へやや下降した。
9月18日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ