米国森林紙製品協会が発表した最新の月次統計によれば、米国8月の印刷・筆記用紙全体の出荷量は前年同月比4%減少となり、12ヶ月連続しての前年同月比マイナスとなった。8月の印刷・筆記用紙の主要4品種では、上質紙カット判の出荷量は前年同月比で増加をみせたものの、その他3品種ではいずれも前年同月比でマイナスとなった。一方、米国の8月印刷・筆記用紙の購入も同7%減少した。また、在庫は前月末から3%減少をみせた。上質紙カット判の出荷量は前年同月比で増加をみせたが、前年同月を超えたのは2016年8月以来となり、また2016年3月以降では最大の数字を記録した。また7月の同品種の輸入量は同28%大幅減、輸出量は同30%の大幅増加となった。コート紙カット判の7月の輸入量は同13%減で、これは2017年初の減少である。一方、輸出量合計は同11%増となった。
9月22日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ