インドの産業統計局が公表した最新のデータによれば、同国会計年度の第1四半期の紙・板紙(新聞用紙は除く)の輸入量合計は45%増加して47万トンの史上最高を記録したことが分かった。特にアセアン諸国からの免税紙輸入量は、42,600トンから95,200トンへ倍増以上の伸びとなった。ただし、産業界のロビー団体であるインド製紙工業会は、紙の無差別な輸入は輸出国の生産コストがインドのコストの一部となる為、競争の激しい分野では採算性が損なわれ、国内産業の利益に損害を与えているとしている 。
10月3日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ