米国の最新の産業統計によると、10月の米国製造業部門はその経済活動が拡大傾向となったが、産業界全体でみると101ヶ月連続で成長を維持している。米国10月のPMI指数は58.7%で前月の60.8%からは2.1%ポイント減となったが、依然製造業は好調な数字を維持している。また、10月の製造業新規受注指数は前月の64.6%から1.2%ポイント減の63.4%、一方、製造業生産指数も62.2%だった前月より1.2%ポイント下げて61.0%となった。また製造業雇用指数は前月の60.3%から0.5%ポイント減って59.8%となった。原材料在庫指数は前月の52.5%から4.5%ポイント減の48.0%、物価指数は前月の71.5%から3.0%ポイント減の68.5%となった。米国製造業部門の経済活動はほとんどの分野で横這い以下の減少推移となっているが、原材料在庫指数以外の各分野は、ともに拡大を示す50%を大きく上回る好調な傾向にある。
11月1日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ