イタリアを本拠とするReno de Medici社が、ドイツに位置する同社Arnsberg工場でのServiboard裏白チップボールの生産を取り止めることが分かった。来年以降は、年産23万トンの同工場は、主にマイクロフルートの裏の層に使用される塗工ライナー生産に焦点を当てることになる模様。裏白チップボールであるServiboardの生産は、イタリア北部にある年産25万トンの同社Santa Giustina工場に移転され、米坪範囲は290gから450gへ幅広い種類が提供可能となるとしている。Arnsberg工場での最終のServiboard生産サイクルは、12月12日からスタートする予定としている。それ以降は、ローマの南東130㎞に位置する同社Villa Santa Lucia工場はそのまま塗工ライナー生産を続けるが、同様に同工場も塗工ライナー生産専業となるとしている。
11月9日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ