アイルランドを本拠とするSmurfit Kappa社は、2016年に南米コロンビアBarbosaで所有する抄紙ラインの乾燥工程の再建契約をイタリアを本拠とするToscotec社に発注していた。同ラインの改良後の運転スピードは分速1,000mを目指していた。25ヶ月間を要したこの大規模プロジェクトは、稼働準備に36日間を掛けた末に、2017年7月に無事試運転を実施したとしている。今回のプロジェクトの主要な目標は、運転スピードと生産能力を向上させ、同ラインの効率を改善することにあった。Toscotec社とSmurfit Kappa社が手を組むことで、同工場の生産能力はコンテナーボード年産12万トンまで引き上がったとしている。
11月16日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ