中国の恒安国際社は、同国新疆ウイグル自治区昌吉市に建設した同社新工場に於いて、最初のティッシュ・ラインを稼働開始させた。同ラインからの最初の製品は日曜に生産されたとしている。市販市場から調達する木質パルプを原料として、同ラインはティッシュ年産2万5千トンの大量生産が可能であるとしている。同ラインの供給会社であるイタリアのToscotec社によれば、25号機となる同ラインは幅2,800㎜、生産スピードは分速1,600mで、直径12フィートのスチール・ヤンキー・ドライヤーを搭載している。また、同工場に於いて別の同仕様のラインもまもなく稼働する見通しである。同工場は、恒安国際社の6番目のティッシュ生産工場であり、同国北西部では最初の工場である。香港証券取引所に上場する同社は、同工場以外の5工場でティッシュ年産合計126万トンを生産している。
11月17日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ