パキスタンのCentury Paper & Board Mills社が、年産13万トンの新たな塗工板紙ラインを立ち上げるとして公表したことが分かった。ただし、同社は具体的なタイムスケジュールや、新ラインの設置がパンジャブ州に位置する同社Kasur工場であるかどうかについても公表していない。今回の増産のニュースは、同社が起こしていた中国、インドネシア、韓国から輸入の裏ねず板紙に関するダンピング訴訟に勝訴した直後に報道されたもの。昨年下半期に、同国国家税関委員会(NTC)は、前出3ヶ国からの裏ねず板紙に関するアンチダンピングの課税賦課を確定していた。同委員会は、2017年5月12日から5年間、中国品に18.57%、インドネシア品に16.22%、韓国品に14.98%を賦課するとした。
1月5日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ