Eurostatが公表した最新の統計によると、2017年11月の季節要因調整後のユーロ圏19ヶ国、EU28ヶ国の小売業出来高はともに前月比1.5%増の推移となった。前月の10月は、ユーロ圏は同1.1%減、EU28ヶ国でも同0.6%微減推移であった。2017年11月は前年同月と比較して、稼働日調整後の小売売上高指数はユーロ圏で2.8%増、EU28ヶ国でも2.7%増となった。11月ユーロ圏における小売業出来高の前月比1.5%増の主な要因は、非食品分野の同2.3%増、食品・飲料・タバコの同1.2%増、自動車燃料でも同0.3%微増が反映したものとみられる。また、EU28ヶ国における小売業出来高の前月比1.5%増の主な要因は、非食品分野の同2.1%増、食品・飲料・タバコ同1.2%増、自動車燃料の同0.3%微増が貢献したと推測される。ヨーロッパの国別で、最も上昇率が大きかったのはポルトガルの3.9%増、スロベニアの2.8%増、ドイツの2.3%増、クロアチアの2.1%増、逆に下落となったのは唯一エストニアの0.2%減となっている。
1月8日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ