米国を本拠とするMercer社のドイツStendal北部NBKP工場が、今週初に発生した技術的な問題に関連して休転を余儀なくされていたが、今日パルプ生産を再開したことが分かった。同社によれば、同工場は今夕までにフル稼働に戻り、平常運転となるとしている。同社代表者によると、ライン上の脱水部門が故障した後、生産が停止し今週のかなりの部分が休転状態となったとしている。また、必要なスペアパーツが既に現場に在庫されていたか、または一晩で引き渡された為、比較的短期間で問題を修復することができたと付け加えた。更に、停機中とはいえ顧客に対するすべての義務を完全に満たし続けたと強調した。同工場はベルリン西方130㎞のArneburgに立地し、北部NBKP年産66万トンの生産能力がある。
1月12日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ