国際セキュリティ技術グループであるドイツのGiesecke+Devrient社(G+D社)が、大型契約締結に関して今日発表を行なった。エジプト中央銀行が、同国南東部の新たな行政首都であるカイロに銀行券の製造と加工を行なう複合プラントの企画立案および建設について、G+D社に委託したことが分かった。投資総額2億6千万ユーロとなる同プロジェクトには、最新鋭ITとセキュリティ・インフラに加え、複数の地域センター設置などが含まれている。プロジェクト完了の暁には、同プラントは同国銀行券の印刷と加工能力の大半を担うことになるとしている。現金サイクルのスマートな自動化と、更に銀行券の安全性の向上に向け同国を支援するとしている。 この新セキュリティ複合プラントの建設は2020年に完了する予定。
1月16日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ