インドのAgio Paper & Industries社が、数年間休転状態となっていた同国Chattisgarh州に位置する同社工場の資産のほとんどを売却する為の、株主の合意をこのほど取得したことが分かった。2010年10月、同国環境当局は、年産1万8千トンの新ラインで同社2号機が稼働する直前に同工場の閉鎖を求めた。一方、同工場では印刷・筆記用紙年産1万2千トンの生産能力を有する1号機が、2010年の閉鎖前まで稼働していた。昨年初め頃、同社は同工場を再稼働する選択肢とグラフィック紙ラインの発注を模索している旨、公表していた。しかしその後、発電所を含む資産の売却に対する株主の承認を得る手続きを開始したもので、その承認がいま降りたとしている。
1月18日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ