イギリスのWaitroseで販売する肉、魚、フルーツ、野菜には今年末で黒プラスチックが使用されることがなくなる。同国スーパーマーケット・チェーンWaitroseは、2019年以降に黒プラスチック入りの独自ラベル食品を販売しないと誓約したことが分かった。これは、スーパーマーケットのうちで店舗から黒プラスチックを排除するタイミングとしては最も早いものとなった。プラスチック使用の削減を同社は最優先事項としており、既にフルーツ、野菜用のパッケージのうち65%の黒プラスチックを撤廃している。一方、小売店は2018年末までに肉、魚、フルーツ、野菜用に使用する黒プラスチックを全廃する。現在、スーパーマーケットなどの食品に使用されている黒プラスチックの多くは、廃棄物プロセッサーが発するレーザーが効果的に色を感知できないため、リサイクルできない。
1月19日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ