EURO-GRAPHが発表した最新の統計によれば、11月の欧州コート紙、上質紙出荷量はいずれも前年同月比で減少傾向の推移となったことが分かった。11月の欧州コート紙出荷量は前年同月比4.3%減の530,000トンと軟化傾向で、そのうち欧州域内での出荷量は前年同月比2.5%減の446,000トンであったが、一方、欧州域外への輸出量も前年同月から12.9%減で大きく数字を落とし84,000トンとなった。また、11月の上質紙出荷量は前年同月から1.7%減の595,000トンで推移、そのうち欧州域内への出荷量は同0.8%微減の504,000トンとやや数量を落とし、欧州域外輸出向けでも同6.5%減の91,000トンとなった。
1月25日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ